メルチャリからチャリチャリへ
まだメルチャリと言った方がなじみがあるかもしれません。
天神などでよく見かけるようになってきた赤い自転車の共用サービス=シェアサイクルです。
自転車を個人が所有するのではなく、必要な時に使うための無人の貸自転車と言ったらいいでしょうか?貸自転車と言っても、同じ場所に返す必要はなく、行先に近いポート(駐輪場)に「乗り捨て」が可能です。
香椎駅や千早駅にポートができれば、そこから自宅近くのポートまで乗ることができます。
往路は散歩で復路は自転車で、という利用も可能です。
利用料は1分4円
メルチャリという名称で福岡市で2018年2月から実証実験として始まったこの事業は、2019年7月からはチャリチャリと名前を換えて事業化されています。
福岡市で2020年9月現在で290か所以上のポートがあると言いますが、いよいよ東区でもサービスが始まるらしいという話を耳にしました。
そこでさっそく事業者である株式会社neuet(ニュート)に取材敢行です。
照葉での展開を計画❗
そこで分かったことは
- 2020年4月から福岡市と共同事業を始めた(福岡市のホームページ)
- 天神と博多駅周辺でサービスを開始したが、現在は中央区と博多区のほか、西区、早良区、城南区、南区などでもサービスを始めている
▲ポートへの駐輪状況の例(左;天神地区、右;博多駅の近傍)
数字は駐輪中の(使用可能な)台数
- 照葉、香椎など東区でも需要があると判断しており、具体的な準備を始めた
- 早ければ2021年春か夏には東区でサービスを開始する
- 遅れたとしても2021年内には開始するつもり
- 照葉内にもできるだけたくさんのポートを作りたい(いくつかはすでにめどが立ちつつある)
どうやったら利用できる?
これは期待できそうですね。
バス、のるーとに加えて、このサービスが開始になれば、自家用車に頼らないで移動できる機会が増えて利便性が高まります。
各家に何台も自転車があって数台は使われないまま、という状態を解消できる可能性があります。
またゆくゆくは温室効果ガスの削減など様々な社会問題の解決にもつながるかもしれません。
利用方法は事業者のホームページで見てもらうとして、大まかに書いておきます。
事前にスマホ用のアプリを入手し、登録を行っておくことが必要です
1.見つける👀
専用のアプリを開くとCharichariがあるポイントが地図で表示されます(自転車にGPS搭載)
2.鍵を開ける📱
自転車についている鍵のQRコードをスマホのアプリで読み込みます
3.乗る💨
目的地近くのポートまで移動します(ポートはアプリのマップに表示されます)
4.鍵を締める🔒
あくまで2020年12月3日に取材を行った時点での、一部は計画中の情報ですが、実現の可能性は高いと思いました。
ポートが多いほど便利ですから、「ここにポートを作ったら・・・」「ここには作ってほしくない」などの意見を事業者に伝えていきましょう。
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