この講座は、福岡市が新型コロナウイルス対策支援として特別募集した「福岡市NPO活動推進補助金の補助事業」のひとつです。
公民館、自治協など地域活動を担うメンバーを対象に開催され、3月以降、人と人のリアルなつながりが難しくなった状況の中、定員を大きく上回る参加希望者があったそうです。
活用編には照葉北自治協会長が自宅からゲスト講師の一人として参加しました。
▲市内各所の公民館、自治協などの参加者の一部(8月22日)
(所属と名前は消しています)
照葉北自治協にゲスト講師の依頼があったのは
「非常事態宣言のもと、ほとんどの地域活動が長期にわたって停止する中で、活動を継続した数少ない例として」
とのことでした。
(参考;照葉北校区の概要)
感染症が収束してもオンラインを併用
15分ほどの報告で、自治協会長は要旨以下のように述べました。
- 前段として、自治会や自治協活動の情報伝達・共有のための電子化をある程度進めていた
- 働きざかり&子育て真っ最中の家庭が多いため、参加者の幅を広げるひとつの手立てとして自宅からでも参加できるオンライン会議の準備をしていた
- その中で感染症の拡大の課題が浮上し、これに背中を押される形で実施に踏み出した
- 完全個別、拠点+個別を使い分けて、定例会、総会、公民館長選考委員会、ワークショップなど、ひとつも中止することなく開催した
- 導入を最初から全員が納得することは難しいが、部分的にでも実施することで関係者全員が合意した
- 導入当初は経験者が未経験者を誘うなどできるだけサポートした
- 結果として活動を継続できただけでなく、参加者の幅が広がった
- リアルのみにこだわればいずれ先細る。感染症が収束してもオンラインを併用して、諸活動の継続・発展をめざす
- 電子メール、スマホ、LINE ・・・最初は全員が素人➡その気になれば技術はだれでも習得できる
▲研修で使ったプレゼンテーション資料の一部
次から次に質問が・・・
報告後(厳密にはチャットを使っての報告中の質問を含めて)、10件以上の多岐にわたる質問があり、何とかオンライン併用を行いたいとの参加者の熱意を感じました。
くるめオンライン公民館の経験も貴重
自治協会長はゲスト講師として参加したわけですが、もうひとりの講師による久留米オンライン公民館の経験が勉強になりました。
このオンライン公民館を紹介するホームページはこちら(久留米市のサイト)。
久留米市民でなくても誰でも参加できるそうなので、一度参加してみると勉強になると思います。
毎週開催しているとのことです。
参加手続きはこちらから。
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