昨年(2019年)11月にバナナ公園に設置された落ち葉コンポストをご存知ですか?
これはご家庭から出た落ち葉をゴミとして焼却するのではなく、
自然の力で土に還して行こう、という環境型のプロジェクト。
使うものは公園に設置されている木枠だけ。
とってもエコで地球に優しいプロジェクトです。
前回、使い方の注意などはブログでご紹介しましたが
その仕組みについては触れていませんでした。
それでは、落ち葉がコンポストを通して土に戻る仕組みについて少し見てみましょう。
庭や公園からでる落ち葉をつかって土の栄養(堆肥)にしよう
どうして コンポストをつくるの?
コンポストは土を良くし、木や植物を元気にしてくれ、生物多様性にも貢献します。
落ち葉をコンポストにすると栄養は土にもどりますが、ごみとして処理(焼却)すると、落ち葉に含まれている「栄養やミネラル」は土にかえることはできません。
落ち葉をごみにするのは、もったいないのです。
みんなで協力していい堆肥といい循環をつくりましょう。
なぜ分解するの?
落ち葉は、ミミズなどの小動物や微生物の働きで分解されます。
適度の栄養・水分・酸素があると、分解が速くなります。
そのため、コンポストには落ち葉(栄養)を入れ、雨(水分)が自然に入るようにし、
時々切り返します(酸素)。
木枠コンポストの使い方
・落ち葉や雑草、畑のざんさを入れましょう
・雑草は土を落とします
・入れたときに上から手で押さえたり、踏みしめて適度に圧縮しましょう
・大きな植物や畑のざんさは、ハサミなどで20センチ以下に小さくして入れます
・ごみや枝を入れないでください
・時々(1ヶ月に一度)切り返しましょう。横に積み替えます
いかがでしたか?
捨てれば焼却されてCO2が発生される原因となる落ち葉が、
こうしてコンポストに持ち込むことで自然の力だけで土に戻ることができるのです。
環境部はここアイランドシティがより緑豊かで環境に優しい都市になることを目指して活動しています。
これからもどうぞご協力お願いいたします!
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