4月6日まで小中学校は休校~春休み
政府は2月27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から春休みまで臨時休校とするよう、要請することを決めました。戸惑っている自治体が多いようですから、事前には何も知らされていなかったようです。
福岡市はこれを受けて、市立学校の臨時休業を決めました(28日昼前発表)。
春休みと合わせると、3月2日~4月6日(小中学校)の長期にわたって休みとなります。
他地区と比べても影響は大きい
本校区への影響は極めて大きいと思われます。というのも、本校区は低年齢のこどもの割合が突出して高いからです。
低年齢のこどもが多いのが一目瞭然です。
元データから数を集計すると、6歳~11歳は618人で、そのうち6歳~8歳は344人もいます。
一方で、退職の目安となる65歳以上の居住者が極端に少なく(福岡市平均の1/4程度)、昼間は大人が誰もいない世帯がたくさんあることが推定されます。
何らかの公的な対策が必要では?
本校区に限らず、長期間の休校措置と並行して、こどもたち特に低年齢のこどもたちが日中安心して過ごせるように、何らかの公的な対策が必要ではないかと思います。休校を見送った自治体も
文部科学省の発表では、休校を見送ったのは栃木、群馬、埼玉、京都、兵庫、岡山、島根、沖縄の8府県で計399校とのことです(3月4日8時時点)。栃木県茂木(もてぎ)町ではいったん休校を決めましたが、方針を撤回し通常通り授業を実施することを決めたそうです。
町は「児童生徒の精神衛生上、学校で過ごすことが最適であると判断した」と保護者に通達しています。
留守家庭子ども会は8時~19時、当日登録も(28日14時追記)
福岡市長のブログでは、留守家庭子ども会について以下のように書いています。「通常は事前登録のある1〜6年生が対象ですが、今回は特例措置で臨時登録を受け付けるほか、当日登録なども柔軟に対応する」
ゲームやテレビ中心にならないように
小学生のお子さんがいるあるお母さんに聞きました。「ご近所でお互いに行き来して面倒をみているが、長期間なのでゲームやテレビ中心になるのが心配」とのことです。
埼玉県加須市、新潟県上越市では、小中高生の図書館の利用を禁止しました。
福岡市では総合図書館は休館ですが、なみきスクエアなどの分館の図書館は従来通り利用できます。
こどもが安全・快適に過ごせるように、何とか工夫しないといけないですね。
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