毎日新聞、朝日新聞等の報道によれば、65歳以上の高齢者と心臓や腎臓、呼吸器に持病がある60歳以上の人は無償でインフルエンザの予防接種が可能になるそうです。
秋から冬にかけて懸念される新型コロナウイルスの感染症とインフルエンザが同時に流行するのを防ぐための福岡県の対策のひとつです。
高齢者、基礎疾患者はインフルエンザ罹患でも重症化しやすく、それによって医療体制がひっ迫することを防ぐ目的です。
「新型コロナ感染症が怖い」という理由で、必要な診察や予防接種を受けないことは本末転倒です。
照葉在住の方はもちろん、福岡県内に住む親戚・知り合い等に広く知らせ、積極的に予防接種を受けるように促しましょう。
なお予防接種を受けた窓口で無料になるのか、自己負担分をいったん支払って後日補助されるのかは確認できていません。
新型コロナ 検査の拡充と無償化も
上記の対策は、9月の定例県議会に提案されている補正予算に含まれています。
新型コロナ感染症に対しては、
- 県の3保健所に、コロナウイルスの検査結果が出るのが早く感度も高い抗原定量検査機器を導入し、1日あたりの検査件数を300件から1800件に増やす
- かかりつけ医など身近な医療機関で新型コロナのPCR検査などを受けた際、保険適用後の自己負担分を県が全額負担する
などが補正予算案に盛り込まれています。
小児の予防接種の減少も大問題
この記事で高齢者のインフルエンザ予防接種について書きましたが、小児の予防接種の減少も大きな問題です。
神奈川県川崎市での調査結果が日本小児科医会のレポートで紹介されています。
それによれば、3歳以降で接種されるワクチン、例えばMRワクチン2期、日本脳炎ワクチン、2種混合ワクチン(DT)の接種率が、本年は例年より明らかに落ちているそうです。
照葉は子どもが他の地区の3倍近い割合ですから、このことにも注意を払いましょう。
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