この記事は9月2日時点での情報です
直射日光が少々減りましたが、今度は台風の接近が予想されています。
海面水温が高い
日本の南の海面水温は広い範囲で30度前後に達っしています。
▲海面水温実況図(2020年9月1日、気象庁)
日本の南海上で発生した台風は暖かい海から水蒸気の補給を受けて北上しながら発達しますが、日本に近づくと海面水温が次第に下がるため衰えます。
しかし海面水温が高いままだとなかなか衰えず、強い勢力を保ったまま接近することになります。
9号よりさらに10号が危険
9号が九州の西海上を北上し、最接近するのは今夜(2日夜)です。
ベランダなどに飛びやすいものがないか、明るいうちに点検しましょう。
日除けなども早めにたたんでおきましょう。
10号はさらに九州に近いコースを通る見込みです。
給気口や24時間換気システムに注意!
新しいマンションや戸建てが立ち並ぶ照葉では、
屋外に出にくいほどの強風になったら、
壁などに設置してある給気口を閉める、24時間換気システムを停止する
などの対策も必要です。
給気口は雨風が強いと、ここから雨風が室内へ吹き込むことがあります。
24時間換気システムや換気扇も電源を切って、シャッターを閉じておいた方が無難です。
換気扇がONの状態では、強風が室内に吹き込んだり、逆風で換気扇が故障したりすることがあります。
2003年に建築規準法の改定で24時間換気システムの設置が義務化されましたが、台風最接近時にそのままにしておくと思わぬ故障の原因ともなります。
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